精油(エッセンシャルオイル)について

<精油(エッセンシャルオイル)について>

メニューの一つに「レインドロップ」という、ものすごくたくさんの精油を使用します。

セラピーグレードのものは世界で流通している精油の、ほんの数パーセントでしかありません。

農薬や化学物質の問題や、成分の抽出の程度の問題もあります。
高温で高圧をかけて抽出するとで成分が損なわれたり変質することがあります。

無農薬100%天然といっても、熱と圧を加え短時間で蒸留したものと、低温低圧でじっくり時間をかけて蒸留したものとは成分も違います。短時間で抽出しても天然100%です。
じっくり蒸留することで微量成分も抽出することができます。

1つの植物には微量成分を含めると、300種類ほどの成分を持っていると言われています。
低温低圧蒸留法では微量成分まで抽出します。

精油は抗生物質のようにいつでも決まった数種類に成分で出来ているものとは違うので、菌は破ることはできません。
精油は天然の抗生物質だとも言えます。

収穫の時が違っても精油の成分は違います。
若い葉っぱの時、蕾の時、花の時、さらに朝と夜でも成分は違います。
その年に雨が多いか少ないか、天候によっても成分は違ってきます。それが自然のものです。

私が使用している精油は、成分がセラピーレベルに届かなければ製品として流通はさせない、そんな信念を持つ精油会社の精油です。土壌や種、生育、収穫、蒸留、環境など公開していて自社農場や自社工場の見学もできる会社です。

精油もセラピーレベルで希釈せずに直接塗布できたり、ものによっては飲用もできる精油ですが
そういった使い方ができる基準を満たしたもので、その使い方をフランス式といいます。

希釈してオイルトリートメントをしたり香りで気分転換やリラックスをするようなイギリス式と、香りを嗅ぐことを中心に脳や心身のバランスを取っていくドイツ式があります。
フランス式で使えるセラピーグレードの精油はイギリス式でもドイツ式でも使えます。
また、フランスで作られる精油がかならずしもフランス式ではありません。

精油は植物のエネルギーが凝縮したものです。いのちそのものです。

香りも周波数です。
すべてのものに周波数はありますが、生野菜など植物の周波数よりドライハーブの周波数より精油の周波数は、うんと高い数値が出ています。健康な人間の周波数より精油は高い周波数を持っているということは精油を使用することで回復も期待できます。

精油は粒子が細かく皮膚から毛細血管、血管に入り全身に届き必要な臓器などで働いてくれます。

鼻から嗅ぐと成分は鼻の細胞から電気信号で脳に届きます。
大脳辺縁系というところ。そこは感情を司ります。直観とも関連する場所です。
感情解放には嗅ぐのもよいのです。

精油の特徴としては水に浮きます。
水には混ざらないのでお風呂には、ミネラルの豊富なお塩に混ぜて入れていただければ、身体も暖まり
お塩の浄化作用もあります。

セラピーグレードの精油ならではですがレモンやオレンジの精油をハチミツに混ぜても美味いです。
ハチミツに混ぜてお湯で割っても美味しいです。
精油を一滴混ぜたドレッシングも風味がよくて美味しいです。
飲用できるのは、くれぐれもセラピー等級のグレードで飲用可能な精油だけです。

柑橘系は胃腸にも、レモンは浄血作用、冷え、解毒にもよいと言われています。
ただし、陶器かガラス容器使用。
紙コップやペットボトル、プラ容器は石油系でできたものを溶かします。
その成分が溶けて出てしまうので気をつけましょう。

皮膚は普通は表皮に汗と脂で皮脂膜ができ天然のエモリエントオイルとなっています。
それはいらないものをブロックする役目もあります。

そして皮膚の構造では他にもバリアゾーンがあり外から変なものは入れないようになっています。
でも精油は粒子が細かく皮膚に浸透していき身体の中で働いてくれます。

直接精油を身体に大量に塗布するレインドロップはとても贅沢と言えます。